ドコモから発表された「データ無制限キャンペーン」は固定回線代わりになるのか

無制限という言葉はどうしても各個人で解釈が異なります。すべてに対して“制限がない”と捉えたい側(買い手ならでは)の目線がある一方で、競合他社が制限をかけている部分に対して“制限をかけない”ことを「無制限」と言いたくなる『売り手ならではの目線』もあるからです。

大切なのは、決して「自分自身だけの目線」にならず、両者の考え方や存在意義に寄り添ったうえで、最適な答えを見つけ出すという努力です。当たり前といえば当たり前ですがこれがまた難しい。

無制限という言葉に対して色々言っている時間があれば、1つでも多くの検証に時間をかけて自身で身銭を切って試すことが近道かもしれません。本日はドコモから発表された無制限キャンペーンについて気になる点を解説させていただきます。見落としてないけない点などしっかり見ていきましょう。

ドコモから発表された「データ無制限キャンペーン」は固定回線代わりになるのか

結論から言うと僕の使い方では固定回線の代わりにはなりません。理由は「無制限キャンペーン中でないと無制限ではないから」です。僕のようにパソコンやタブレット端末も使ったり、人よりも多くデータ通信をする方であれば固定回線の代わりは厳しいですね。

データ使用量気にせずOK!国内データ無制限キャンペーンとは?

事の発端は休憩がてらYoutubeを眺めていると以下の広告が目に入ってきたことです。デカデカと「データ使用量気にせずOK!」と書かれていて「国内データ無制限キャンペーン」となっていますね。

サイトを開くと「データ量無制限キャンペーン実施中!」との文字がありました。

無制限キャンペーンは「5Gギガホプラン」が対象

料金プランを開くと「5Gギガホ」として“無制限キャンペーン”が出てきました。月額4480円となっているのでもし無制限で使えるのであれば格安ですね。ただ、最大6ヶ月となっていてさらに「※5」と小さな注釈も入っているのでいくつか落とし穴が潜んでいるかもしれません。よく見ていきましょう。

5Gも4Gも両方とも使えるプラン

料金の詳細が出ました。最大6ヶ月は4480円で、7ヶ月目以降は5480円になるようです。プランは表上5G向けの料金プランで毎月の利用可能データ量が100GBを超過したあとも最大3Mbpsで利用可能とのこと。

さらに「データ量無制限キャンペーン」は『4Gエリアでのデータ通信も無制限対象』に含まれているとの記載もありました。5Gギガホというプラン名を使いながらも4G回線が使えるとなれば、対象は5Gスマホを持っている人だけでなく5G非対応(4G対応スマホ)のスマホ所有者も含まれそうですね。

ただ、気になる点は「データ量無制限キャンペーン中は」という書き方。

現時点で詳細はわかりませんが「キャンペーン中は」となっている以上は、キャンペーン中とキャンペーン後では「無制限」の定義が変わってくることもあるはずです。

以下のページでは「キャンペーン期間中は毎月の利用可能データ量が100GB→無制限!」となっているのでキャンペーン中は500GBでも1000GB(1TB)でも使えそうな書き方になっていました。

キャンペーン期間が終了したら「無制限」ではなく「100GB」へ戻るようですね。

キャンペーン終了後は無制限が100GBへ戻る?

利用料金を見ると「利用可能データ量」が100GBとなっています。

キャンペーン終了後も3Mbpsなのかどうかが鍵

備考6をチェックすると「当月のご利用可能データ量を超えた場合、当月末までの通信速度が5Gギガホの場合は3Mbpsとなります」と書かれていました。キャンペーン終了後に超過後3Mbpsに変更があるのかどうかは利用者目線では一番気になるところ。あとテザリングでもずっと3Mbpsなのかどうか。

5Gギガホプランを契約していれば、月のデータ通信量が100GBを超過したあとに「3Mbps」で使えることは間違いなさそうですが無制限キャンペーン終了後についての記載がありません。状況によってはキャンペーン終了後以降は「月100GB超過後」の回線が128Kbpsへ絞られる可能性もありそうです。またはテザリング時に限り3日10GB制限があって制限されたら128Kbpsに抑えられるなども考えられますよね。

ドコモほど優秀な企業であればわかりやすく書くことも当然できるはずなので、おそらくは「どちらにでも転べるように」少し曖昧な表現をしているような気もします。詳細がわかったら追記いたします。

まとめ

本日はドコモが新しく提供した「無制限キャンペーン」について解説いたしました。

キャンペーン期間中と、キャンペーン終了後にどう変わるのかは具体的に書かれていなかったのでなんともいえませんが「月間100GB超過後も3Mbpsで使える期間」を無制限キャンペーンと言っているのかもしれません。ドコモがどこまで「無制限」を解放するのかがとても楽しみですね。

もしキャンペーン終了後も「月間100GB超過後にずっと3Mbpsで通信可能」なら固定回線として使える人も出てくるはずです。テザリングで使っても同じく3Mbpsで使えたら意外と快適かもしれません。ちなみに「3Mbps」出ればオンライン会議システム「ZOOM」でも安定した通信が可能です。

テレビ会議システム「ZOOM」の通信を安定させるために必要なインターネット回線帯域

補足

最近はPCやタブレットを所有せずに「スマホのみ」という人も多くなってきています。

もしキャンペーン後に「100GB超過後も3Mbpsでずっと使える」なら、スマホを実質無制限として契約できているようなものです。そうなるとスマホがモバイルWi-Fiの役目も果たしてくれます。

個人的には「スマホ」と「モバイルWi-Fi」で各々使い分けて、バッテリーの負担を散りばめたいと考えていますが、スマホ1台でテザリングまでこなせるならそれはそれで面白い使い方になりそうです。

僕はエンジニアという職業上、スマホ、パソコン、タブレットを状況に合わせて使い分けているので、モバイルWi-Fiが必須ですが、スマホのみで仕事や生活をしている方であれば「ドコモ回線のみ一本」で十分にやっていける可能性もあるはずです。スマホ代やインターネット回線費の見直しについては以前に別の記事でまとめましたのでこちらも併せてチェックしてみてください。

スマホ代とネット回線費用の見直しで年間4万円ちょっと安くなった話

賢い“無制限Wi-Fi”の選び方

無制限Wi-Fiは種類が多すぎて具体的な情報が不明なサービスが多いです。そのためスムーズに契約を進めたくても情報がまとまっていないため想像以上に時間がかかります。本サイトでは数々の検証を行なっていますので契約前の参考としてご覧くださいませ。
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